ランボルギーニ ウルス概要
2012年の北京モーターショーで発表され、6年後の2018年に満を持して登場したランボルギーニ・ウルス。
高級SUV市場が拡大する中、後発ながらもウルスは、一目でランボルギーニとわかるブランドアイデンティティを体現したデザインで、多くの注目を集めました。
基本性能は、V8ツインターボエンジンを搭載し、VWグループのプラットフォームを採用していますが、ウルスはそれにとどまらず、圧倒的なパフォーマンスで支持を集めています。価格は最低でも3,000万円以上にもかかわらず、登場からわずか2年で10,000台以上の生産(※資料)を達成するという成功を収めました。
コロナ禍を経て、2024年EVシフトの荒波の中、業績が悪化している欧州の自動車メーカーがある中、ランボルギーニ ウルスは順調な販売台数を記録し、ブランドの経営を支える存在となっています。
スーパーSUVとしての位置づけ
ランボルギーニというと、スーパーカーを象徴するブランドとして知られています。そのため、レースなどの戦績以上に見た目重視と評価されることもありました。しかし、ドイツ資本の後、ウルスはスペックやデザインだけでなく、車としての性能や品質が現代的な水準へと向上し、信頼性も増しました。
ウルスは独特のスタイリングとスーパーカーとしての十分な性能を備えつつ、日常的に運転しやすい設計が施されこれにより、新規のユーザーを多く獲得しています。
さらに、ウルスは価格帯を反映したトップクラスの性能を誇り、最高時速は305km/h、0-100km/h加速は3.6秒という驚異的な走行性能を実現しています。(※2017年)
多くの走行モードも備え、オフロードからサーキット走行まで幅広いシーンで活躍できる仕様です。かつては「世界最速のSUV」としても名を馳せました(※2022年ポルシェ ターボGTが登場)。
「成功者の証」としての存在感も抜群であり、ウルスは走行性能だけでなく、ライフスタイルを彩るアイテムとして現代的なスーパーSUVとして君臨しています。
ランボルギーニ ウルス グレード
ウルスの基本構成はV8ツインターボエンジンですが、デザインエディションや特別仕様が度々登場しています。
2022年にはマイナーチェンジが行われ、ウルスSに更なる性能向上を施した「ペルフォルマンテ」が登場しました。また、2024年には全車ハイブリッド化が進み、「SE」が新たに登場予定です。
過去には以下の特別仕様も発表されています:
- 2021年:パールペイントやツートーン内装カラーを施した「パールカプセル」
- 2021年:「グラファイトカプセル」
- 2022年:ウルスS マイナーチェンジ PHEV化
ランボルギーニ ウルス 新車価格
2018 | ウルス | 約2816万円~ | ガソリン |
2019 | ウルス | 約2652万円~ | ガソリン |
2021 | ウルス | 約3068万円~ | ガソリン |
2022 | ウルスS | 約3138万円~ | ガソリン |
2023 | ウルス ペルフォルマンテ | 約3499万円~ | ガソリン |
2024 | ウルスSE | 約3150万円~ | PHEV |
ランボルギーニ ウルス 中古車市場価格(2024年11月)
年代 | 中古車小売平均価格 | 台数 |
---|---|---|
2018-2019 | 約3369万円 | 約40台 |
2020 | 約3621万円 | 約18台 |
2021 | 約3696万円 | 約7台 |
2022 | 約3809万円 | 約12台 |
2023 | 約4569万円 | 約22台 |
2024 | 約5102万円 | 約20台 |
ペルフォルマンテ | 約5220万円 | 約26台 |
ランボルギーニ ウルス 買取相場
ウルスの中古車市場では、年式や走行距離に応じた価格帯が形成されています。しかし、その買取相場は一律ではなく、オプション装備や車両状態に大きく左右されます。
特にランボルギーニはオプション装備に高額なものが多く、総額1000万円を超えるオプションも珍しくありません。したがって、査定には慎重な対応が求められます。
高額なため頻繁に売買される車ではないため、リセールバリューも安定している傾向があります。
ランボルギーニ ウルス売り時は
ウルスは、価格が下がりにくい車種の一つです。そのため、「車検前に売る」「年度末に売る」といったタイミングで売却を考えるのはあまり一般的ではありません。
売却のタイミングとしては、現金化やブランドチェンジ、または乗り換えを検討する際が適切と言えるでしょう。
金額が高額なため、買取業者も限られてくる場合が多いですが、走行距離が少ない場合には、ディーラー以外にも複数の業者から査定を受けることをお勧めします。
ウルスの買取査定は、輸入車専門店の弊社マリオットマーキーズにお任せください!
東京駅から約10分の距離にあり、30年以上の実績を誇る自社ビルでお客様のご依頼にお応えしています。東京都内への出張査定も可能ですので、お気軽にご依頼ください。
売却が先の場合は委託販売も
すぐに売却を希望されない場合、委託販売も対応しています。
実車査定を実施し、市場相場を調査した上で、販売価格とお戻し金額を設定させていただきます。
販売は、カーセンサーやgoo-netなどの販売チャネルを通じて行い、弊社の管理するユーザー様にもご紹介いたします。
珍しい車やカスタム車、ラッピング車なども取り扱っていますので、まずは査定からご依頼ください。
乗り換え ブランドチェンジ
ランボルギーニ・ウルスは高額なため、さまざまな車種への乗り換えが可能です。
競合車種
ベントレー ベンテイガ
W12型エンジンを搭載したラグジュアリーSUV。ウルスとは異なり、よりラグジュアリーな内装を重視しています。
ロールスロイス カリナン
高級セダンがメインのロールス・ロイスにも登場した高級SUV。スペックも最高級ですが、その価格も非常に高額です。
メルセデス・AMG G63
弊社でも多くの取り扱いのある人気のGクラスのハイパフォーマンスモデルです。2024年に大きくアップデートされ、ハイブリッドモデルに。ブランドを体現する、スポーティなデザインとサウンド、ラグジュアリー、ハイパフォーマンス、そして実は使い安い、多くの日本人にも選ばれる人気車です。
レンジローバー
かつては砂漠のロールスロイスと呼ばれた高級SUVの元祖とも呼ばれる英国のレンジローバー。多くのグレードがあり、内外装から英国車らしい雰囲気をまとっています。
ポルシェ カイエン ターボ GT
日本では希少車ですが、ポルシェ カイエンに最上級グレードのターボGTが追加されました。スポーツカーメーカーらしく、0-100km/h加速は3.1秒とウルスに匹敵する性能を持っています。
フェラーリ プロサングエ
フェラーリの初の高級SUV。ウルスと同様、生産台数が限られており、希少価値の高い車です。
コロナ禍では生産台数がどのメーカーも絞られ、トヨタやメルセデスベンツでも「転売禁止」の動きがありました。現在でも転売はメーカーにとっては良く思われておらず、ブランドも守るフェラーリは特に厳しくなっています。
アストンマーティン DBX
高級路線とブランド力をより一層高めるアストンマーティンからもSUVが登場しています。高級メーカーは高スペックやラグジュアリーさはもはや当然となっており、あとは「好みの問題」ではあります。
カラーとカスタム ラッピングについて
ランボルギーニでは、ウルスのインテリアやエクステリアのカスタマイズが可能です。
特にカラーリングは、ウルスの個性を際立たせる重要な要素です。標準色に加え、個別に指定できる特別な色や、カスタムペイントも選ぶことができ、ウルスを唯一無二の存在に仕上げることが可能です。
「輸入車は純正」という価値観もありますが、ラッピングを施すことで外観を変更することも可能です。元のボディを守りながら、自由にできるためSNS映えを意識するオーナーにも人気のカスタマイズ方法です。
大口径のホイールで個性を出すこともSUVならではです。ディーラーでは敬遠されやすい、カスタム車の査定も弊社なら行っております。ぜひご依頼ください。
ライフスタイルとしてのランボルギーニ
ランボルギーニ・ウルスは、その圧倒的な性能、豪華な内装、高級感あふれるデザイン、そしてカスタマイズ性において、他の追随を許さない存在です。
ただの移動する手段ではなく、ライフスタイルの一部として所有する車でもあります。
売却の際は、慎重にタイミングを見極め、最適な方法を選ぶことが重要です。
輸入車専門店として、買取だけでなく、買取させていただいた車をきれいに仕上げ、また次のオーナー様へ販売させていただきます。
購入から売却まで、どのタイミングでもサポートが可能ですので、ぜひ、輸入車専門店のマリオットマーキーズ(東京)へお任せください。